2005年11月29日
Tガスで注意したいこと
Tガスとは、良くあるねじ込み式のアウトドア用のガス缶の事を指します。
外遊びが好きな方にはおなじみでしょう。
このタイプに良い点も有ればそれと同時に欠点もあります。
良い点とは手軽さ(特に一体型)と「(とりあえず)安全性」です。
(普通に取り扱いが出来ない人はしりませんが。そんな方はいないとは思いますが一応)
このタイプでは器具のねじの奥にOリングゴムが有ります。(プリムスのP-153はこれだけ)
メーカーにより違い、さらにガス缶の口金のふちにもゴムがつき(EPIのREVO)、それにプラスしてガス缶のねじの根元にもOリングゴムが付く物(キャプテンスタッグ)も有ります。
これはガスの漏れ止めが、主な役目でしょう。
接続部からガス漏れしてそれに火がつけばガス缶の過加熱になりますから、そのままにしておけばどうなるかは簡単に想像つくでしょう。
器具自体の故障では、外観でわからない物(Oリング除く)は、目詰まりかバルブ不調ぐらいなのでたいしたことはありません。
火がつかないかガスが出っ放しになるだけです。
欠点とは?(あまり無い事ではあるのですが)
それは接続が「ねじ」であること。車やバイクをいじり慣れた方なら思い当たるでしょう。
ねじは意外と簡単に「ねじ山」がつぶれます。T型は斜めでは割と先にガスが漏れるので解り易いのですが、それでも無理やり「ちょっと硬いな」なんてねじ込んで行けばつぶれます。
それからねじ穴の異物を噛み込んでしまうこと。
構造上器具側は「袋ナット」の様になっているので、接続しようとした時に落としてしまったり、たまたまそこが「砂地」だったり、最悪の場合「どろどろのシャーベット」にどっぷり落としてしまった時は、良く掃除してからにしましょう。
大体ガス缶より器具の方が、なぜか食い込みやすいので、「ゴリゴリ」するけどまあいいや、なんてやっていれば器具側の「ねじ」に、「異物」が食い込んでしまいます。
そうなってしまうと程度にはよりますがOリングゴムにも異物が着いている可能性が高いので、ガスがもれます。
落とした時に見た目で壊れていなくても「ねじ」(器具も缶も)しっかり見てゴミは取り除いておきましょう。
あとT型ガス缶のキャップは飾りじゃないので、ガスが残っていたらちゃんと付けましょう
ゴムにゴミが着くと結構もれます。大きければ接続時に解りますが微妙な大きさだと・・・
ゴミに「規格」なんてありませんから。
運悪くゴミが入って、しかも取れなくなってしまったら・・潔くあきらめましょう。
※外で使う時で、替えが無ければ接続部から少し漏れているぐらい(音が聞こえない程度)なら私は使っちゃいます。たいてい外では風があるので引火しません。でも交部品換しても使えそうに無ければ、家に帰ったら捨てます。
後はガス缶の加熱。
一体型、分離型にしろ避けられない弱点です。
結構大丈夫ですが、限界なんか知りたくもないので、缶があんまり熱くならないようにすれば大丈夫。
缶が手で触れれば大丈夫でしょう。
ただし熱湯や油の温度を指を突っ込んで見れるような人は、顔にでも付けて大丈夫な温度。でしょうか?
改造は楽しいのですが、分離式の場合はホースに傷を付けないようにしましょう。端をわざと切ったりするのは別にどうでもいいのですが、中間はちょっと困りますよ。
でもT型は改造しにくいです。Xグリット仕様にするぐらいでしょうか?
Xグリットはただの五徳の形状ですから(バーナー内はすっからかんです)
※改造は自己責任でしましょう。
そういえばストームクッカーのほうは、点火装置にするガスライターのガス切れ待ちです。
早く切れないかなー
外遊びが好きな方にはおなじみでしょう。
このタイプに良い点も有ればそれと同時に欠点もあります。
良い点とは手軽さ(特に一体型)と「(とりあえず)安全性」です。
(普通に取り扱いが出来ない人はしりませんが。そんな方はいないとは思いますが一応)
このタイプでは器具のねじの奥にOリングゴムが有ります。(プリムスのP-153はこれだけ)
メーカーにより違い、さらにガス缶の口金のふちにもゴムがつき(EPIのREVO)、それにプラスしてガス缶のねじの根元にもOリングゴムが付く物(キャプテンスタッグ)も有ります。
これはガスの漏れ止めが、主な役目でしょう。
接続部からガス漏れしてそれに火がつけばガス缶の過加熱になりますから、そのままにしておけばどうなるかは簡単に想像つくでしょう。
器具自体の故障では、外観でわからない物(Oリング除く)は、目詰まりかバルブ不調ぐらいなのでたいしたことはありません。
火がつかないかガスが出っ放しになるだけです。
欠点とは?(あまり無い事ではあるのですが)
それは接続が「ねじ」であること。車やバイクをいじり慣れた方なら思い当たるでしょう。
ねじは意外と簡単に「ねじ山」がつぶれます。T型は斜めでは割と先にガスが漏れるので解り易いのですが、それでも無理やり「ちょっと硬いな」なんてねじ込んで行けばつぶれます。
それからねじ穴の異物を噛み込んでしまうこと。
構造上器具側は「袋ナット」の様になっているので、接続しようとした時に落としてしまったり、たまたまそこが「砂地」だったり、最悪の場合「どろどろのシャーベット」にどっぷり落としてしまった時は、良く掃除してからにしましょう。
大体ガス缶より器具の方が、なぜか食い込みやすいので、「ゴリゴリ」するけどまあいいや、なんてやっていれば器具側の「ねじ」に、「異物」が食い込んでしまいます。
そうなってしまうと程度にはよりますがOリングゴムにも異物が着いている可能性が高いので、ガスがもれます。
落とした時に見た目で壊れていなくても「ねじ」(器具も缶も)しっかり見てゴミは取り除いておきましょう。
あとT型ガス缶のキャップは飾りじゃないので、ガスが残っていたらちゃんと付けましょう
ゴムにゴミが着くと結構もれます。大きければ接続時に解りますが微妙な大きさだと・・・
ゴミに「規格」なんてありませんから。
運悪くゴミが入って、しかも取れなくなってしまったら・・潔くあきらめましょう。
※外で使う時で、替えが無ければ接続部から少し漏れているぐらい(音が聞こえない程度)なら私は使っちゃいます。たいてい外では風があるので引火しません。でも交部品換しても使えそうに無ければ、家に帰ったら捨てます。
後はガス缶の加熱。
一体型、分離型にしろ避けられない弱点です。
結構大丈夫ですが、限界なんか知りたくもないので、缶があんまり熱くならないようにすれば大丈夫。
缶が手で触れれば大丈夫でしょう。
ただし熱湯や油の温度を指を突っ込んで見れるような人は、顔にでも付けて大丈夫な温度。でしょうか?
改造は楽しいのですが、分離式の場合はホースに傷を付けないようにしましょう。端をわざと切ったりするのは別にどうでもいいのですが、中間はちょっと困りますよ。
でもT型は改造しにくいです。Xグリット仕様にするぐらいでしょうか?
Xグリットはただの五徳の形状ですから(バーナー内はすっからかんです)
※改造は自己責任でしましょう。
そういえばストームクッカーのほうは、点火装置にするガスライターのガス切れ待ちです。
早く切れないかなー
Posted by eiseidon at 12:22│Comments(2)
│手入れ
この記事へのコメント
Tガスの「T」は何の略字なのか、ご存じないですか?
ODガス=Tガスと聞いたことありますが、ODはOUTDOORで分かりやすいんですが、Tって?
ODガス=Tガスと聞いたことありますが、ODはOUTDOORで分かりやすいんですが、Tって?
Posted by koba at 2010年09月15日 15:54
9月ですか。すみません全くチェックしてませんでした。
TガスのTですが山用のバーナーガスとして採用されためトレイル用のTだと聞いたことがありますが、伝聞なので根拠はありません。
お詫びにご存じとは思いますが豆知識。
缶自体を作っている会社は同じですので、ペイントが違うだけだったりします。
よくA社とB社は合わないとか、ゴムリングが付いてるから云々は関係有りません。
ねじのピッチ自体が同じなので、注意書きをいくら書こうが製造者責任を逃れられる事では無く推奨程度にしかなりませんが、かなりアバウトな扱いをしても事故になるほど柔な作りじゃないので、一般的にみても使用者責任の方が結果重くなりますから…
同メーカーでも結果駄目なことが多いようです。
TガスのTですが山用のバーナーガスとして採用されためトレイル用のTだと聞いたことがありますが、伝聞なので根拠はありません。
お詫びにご存じとは思いますが豆知識。
缶自体を作っている会社は同じですので、ペイントが違うだけだったりします。
よくA社とB社は合わないとか、ゴムリングが付いてるから云々は関係有りません。
ねじのピッチ自体が同じなので、注意書きをいくら書こうが製造者責任を逃れられる事では無く推奨程度にしかなりませんが、かなりアバウトな扱いをしても事故になるほど柔な作りじゃないので、一般的にみても使用者責任の方が結果重くなりますから…
同メーカーでも結果駄目なことが多いようです。
Posted by eiseidon at 2010年10月24日 16:03